山口 七奈枝(2016年入社)

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入社の背景

 大学では、2年次から考古学研究室に所属していました。そこでは、キャンバスの敷地内にある四角形の墳丘が四隅に突出している「四隅突出型墳丘墓」という弥生時代のお墓の発掘が毎年の夏休みの恒例となっていまして、私の代では、その突出部を発掘して墳丘墓の形がどうなっているのかを調べていました。
 その遺物については土器が主で、多い年は土器の欠片が数百点も出てきて洗浄や実測に苦労しました。また、発掘調査から報告書作成までの一連の流れを大学で経験できたことは、とても貴重なものだったと感じています。
 以上のような大学時代を過ごした私は、学んだ考古学の知識を活かせる仕事がしたいと思い、フジヤマに入社しました。

今の仕事

 環境文化部では、埋蔵文化財の調査、記録、保存、史跡を保存・活用するための計画設計などさまざまな業務を行っており、いま私は発掘調査や出土遺物の実測、報告書作成など、7つ程の業務に関わらせていただいています。
 入社して数ヶ月は、図面のトレースや報告書の文章の一部を作成させていただきました。前年度に発掘調査した窯跡や古墳などの遺構図の構成をトレースしながら、この古墳がどんなものだったのかなどを想像し、楽しみながら作業をしました。また、報告書作成においては、その周辺地域を含めた史跡保存などの計画策定を行うために直接現地に赴き、さまざまな調査を重ねながら自分の見聞を広げられることに面白みも感じています。
 さらに、短期の発掘調査や土器の実測業務にも関わらせていただきました。どちらも、まだまだレベルの違いがあるため、いまはサポート的な作業をしていますが、レベルの高い作業を間近で見られるばかりか、作業の合間に直接指導いただけることに、この職場の有難さを感じています。

やりがいや印象的なエピソード

 入社してから感じたことは、部門間で協力して業務を行っていることです。大学での発掘調査は、掘削や測量、整理作業までの一連の作業を学生で行いました。
 しかし、フジヤマでは掘削や整理作業は環境文化部の発掘班で行いますが、測量についてはその分野の専門家である測量班にお願いしています。その様子を初めて見てときの、作業の速さと正確さがとても印象的でした。より高度な技術をお客様に提供するために、社内で連携していることを実感しました。仕事の専門家を目指して努力するとともに、他の仕事にも興味をもって知識を吸収していきたいと思っています。 
 また、まだ1年目ということもあり、仕事を知るために様々な業務に関わらせていただいているのですが、遺跡の保存整備や活用などの計画にも関わらせていただき、発掘された遺跡が財産として継承されていく様子を目の当たりにできることが嬉しいなと思います。
 今行っている業務が、将来、復元建物や整備された遺跡などになって、地域の人々の歴史的資源として形に残っていくことは、楽しみでもあります。

今後のビジョン

 いまの私の目標は、安心して仕事を任せてもらえるような存在になることです。そのためにいま自分に課していることが2つあります。
 1つ目はケアレスミスを起こさないことです。新入社員にありがちな仕事を理解しないままに言われたことを自分の勝手な思い込みで起こるミスを起こさないよう、理解できないことはその場で確認するようにしています。
 2つ目は、作業に必要な知識を身につけることです。それは使用するソフトウェアの使い方であり、実測をはじめとする知識だったりします。いまは日々教えてもらうことばかりですが、少しでも早く自分で考え、自分なりのやり方で効率よく作業できるようになりたいです。
 そして、将来的には文化財保存の一翼を担う存在になれればと考えています。そのためには、知識経験豊富な上司や先輩方から日々教えを乞うとともに、休日には自主的にさまざまなことに興味を持ち知識を深めていきたいと思います。